コトコトのおと

日々のつれづれ

piano

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上の子がピアノを習ってみたいと言いだしたので、夫が物置状態だった電子ピアノの周りを片付けていた。私も鍵盤を拭いてみたりする。

久しぶりに鍵盤に触れて、適当に和音を鳴らしてみる。Clavinovaの鍵盤はちょっと重い。

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子供のころ習ってみたいと思っていたピアノ。会社員になってからほんの一時期、習いに通っていたことがある。ハノン・ピアノ教本と、ブルグミュラーの25のやさしい練習曲。ハノンは17番、ブルグミュラーは7曲目まで、楽譜に書込みがある。

あまり練習して行かない不良の生徒だったけれど、その時教えていただいたことは、それなりに身体に残っているな、と鍵盤に触りながら思う。全然まともに弾けないけど、音を鳴らすのは心地よい。

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子供の興味の芽が少しでもあれば、見つけて捕らえて、最大限にサポートし、親が伸ばすもの、という教育方針の方も多いのだろうけれど、私は、子供が興味が少しくらいあっても、何度もやりたいと言うほどでもなければ、励ましてその気にさせて、やらせることもないかなぁ、と思っている。

それで伸びるかもしれなかった能力が残念ながら発見できないこともあるのだろうなぁ、という不安はしばしば感じるのだけれど。少しだけの興味ではじめても、やってみたらとても面白く感じるかもしれないし。ピアノが弾けて損をすることはないのだし。子供の芽をつぶす、とまではいかなくても、子供の芽が発芽しないまま消えていくのは口惜しい気もする。するのだけどね。

でもそれなら、その程度の興味だったということかなって。子供たちは、欲しいもの、やりたいことは、しつこく粘り強くやりたいやりたいと言い続けるもの。

頻繁に鍵盤に触るようになったら、教室に通わせてみてもいいかなぁ、と思う。趣味で弾くのなら、自分である程度弾けるようになるだろうし、いくつになったって習えるしね。

うん、まだしばらく様子をみてみようかな。ブルグミュラーを久しぶりに弾きながら。

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